バイオテクノロジー研究所の主任研究員嘉神郁子は娘の茜の亡き息子の細胞を使って、茜に息子のクローン人間を出産させようともくろむ。郁子は文科省に呼び出されその件の告発文を突き付けられ追及される。
告発文を送ったのは茜の兄の隼斗らしい、隼斗は公園でいきなりクローン人間のことを話し出す。誰かがそのシーンを撮影し、その映像をパソコンで閲覧してクローンのことが表面化することに怒った茜は隼斗を殺してしまう。
そしてその事実を知った母の郁子はクローンのことを秘匿するため殺人の罪をかぶろうとする。
神戸君の卒業となったエピ。終盤での右京と神戸の意見の相違があの行動を起こし、それが特命課卒業の引き金となる。このあたりは見ごたえがある。
ラストのクローンのことはその後ややこしくならないようにということなのか。
まあ快作あることは確か。